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大阪万博に100の飲食施設 自動調理機で冷食、グルテンフリー麺も  

大阪・関西万博の開催まで、残り2か月となった。会場では約100の飲食施設(うち国内70)が出店を予定するほか、自治体や民間のパビリオンでも、様々な食が提供される。

日本国際博覧会協会が企画する「未来の食」をコンセプトとした営業施設には、食品メーカーや飲食チェーンが出店。石毛博行事務総長は概要説明会で「1970年の万博はファストフードが話題になり、日本に浸透するきっかけとなった。今回はSDGsを踏まえた未来の食の可能性を感じてもらいたい」と述べた。

55年前の万博にも出店したニチレイフーズは、「ニチレイテラス」を開く。具材や味付けを来店客が選んで自動調理機が作るスペシャル炒飯、夏の開催に合わせ冷たいまま食べられる今川焼などを提供。

マーケティンググループの田口祐二リーダーは「これまでの技術を集約した炒飯や冷凍しても固くならない今川焼など、保存性と利便性だけではない、冷凍食品の新しい価値を体感してもらいたい」と強調する。

ケンミン食品のグルテンフリー麺
ケンミン食品のグルテンフリー麺

ケンミン食品は「GF(グルテンフリー)RAMEN LAB」をオープンする。宮崎県地頭鶏だけを使った黄金の鶏油しょうゆ、グルテンフリーとプラントベースを両立したとんこつ風などのラーメンを用意。

高村祐輝社長は「ラーメンを通し、グルテンフリーという食の選択肢を考える機会としたい。それが当たり前になる世界を目指している。後に歴史を振り返った時、この万博からグルテンフリーが広がったと言われるようになればうれしい」と話す。

このほかにも、サントリーホールディングスは専門店が監修した「天然水」を使ったかき氷を販売する。くら寿司は135mと最長の回転ベルトを設置した店舗で、低利用魚やオーガニックフィッシュを使った寿司、万博に参加する約70か国の代表料理などを提供する。

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