10.6 C
Tokyo
12.7 C
Osaka
2025 / 12 / 19 金曜日
ログイン
English
飲料嗜好飲料さよなら価格訴求 タイパ・コスパに優れたインスタントコーヒーの価値発信 レギュラーコーヒー20杯分で45杯分飲める

さよなら価格訴求 タイパ・コスパに優れたインスタントコーヒーの価値発信 レギュラーコーヒー20杯分で45杯分飲める

 コーヒー豆の国際価格が歴史的に高騰する中、インスタントコーヒーの提案も曲がり角を迎えそうだ。

 インスタントコーヒーは、コーヒーカテゴリの中でも特売されやすい価格訴求型のカテゴリだが、今後はメーカーでのコストアップの吸収が日増しに難しくなり、特売の抑制が予想される。

 日本アクセスは、このような状況を鑑みて、インスタントコーヒーの価格訴求と決別すべく、インスタントコーヒーの基本的価値とアレンジレシピを提案する。
 同社は、1月30日と31日の2日間、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で「東日本 春季フードコンベンション2025」を開催しインスタントコーヒーの企画コーナーを展開している。

 ここでは、レギュラーコーヒーと遜色ない味わいを伝えるため、ブルーマウンテンブレンドのインスタントコーヒーとレギュラーコーヒーの飲み比べを実施しているほか、インスタントコーヒーの基本的価値として、タイパ(溶けやすさ)・コスパに優れている点をアピールしている。

アレンジレシピの提案
アレンジレシピの提案

 コスパについては、500円当たりの飲める杯数を明示。レギュラーコーヒー20杯分のコーヒー使用量がインスタントコーヒー45杯に相当することを伝える。

 アレンジレシピの提案では、各社のインスタントコーヒーとミルクや豆乳、アーモンドミルクを組み合わせたメニューを飲み比べできるようにした。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。