森永製菓は、58年続く人気キャンペーン「おもちゃのカンヅメ」を「チョコボール」ブランドの重要なブランド資産の一つと位置付ける。
1月17日、取材に応じた森永製菓マーケティング本部菓子マーケティング部チョコレートカテゴリーの中野詩菜氏は「『チョコボール』には『おもちゃのカンヅメ』と架空の鳥『キョロちゃん』、そしてバラエティ豊かな商品の3つの価値がある。ワクワク感や遊び心で非常に多くのお客様から認知いただいているのは、『おもちゃのカンヅメ』を58年間ずっと続けてきたことが本当に寄与しており今後も大切にしていきたいブランド資産」と語る。
「おもちゃのカンヅメ」は、「チョコボール」の「くちばし」(開け口)にある“金”のエンゼル1枚、または“銀”のエンゼル5枚を集めると必ず秘密のおもちゃがもらえるキャンペーン。カンヅメを開けるワクワク感を特徴とし、カンヅメの中身は非公開。

今回、新カンヅメとして「キョロクレーン缶」が登場。「キョロクレーン缶」に中に秘密のおもちゃを詰め合わせて応募者に贈られる。
「カンヅメの中にあるおもちゃとクレーンゲームを楽しんでいただきたい。お菓子も入れて繰り返し遊べるようになっている。クレーンゲームが非常にトレンドになりつつあることから開発させていただいた」と述べる。
「キョロクレーン缶」の登場に伴い、「チョコボール〈ピーナッツ〉」「同〈キャラメル〉」「同〈いちご〉」の定番3品のパッケージを刷新して1月上旬から順次発売している。
パッケージ裏面には新「おもちゃのカンヅメ」を掲載。「キョロクレーン缶」か、24年に登場した「キョロガチャ缶」の2種類から選んで応募できることを伝える。

側面では「復刻版!きがえるキョロちゃん当たる」キャンペーンを告知。これは「復刻版きがえるキョロちゃんストラップ」が毎月抽選で合計960人に当たる内容で2月4日から9月2日まで展開する。
キャンペーンにより「ロイヤルユーザーだけなく、『チョコボール』を召し上がっていただいていないお客様も獲得していきたい」と意欲を示す。
新規ユーザー獲得に向けて、定番商品では「ピーナッツ」「キャラメル」「いちご」に加えてコラボ品など期間限定品を年間3回発売する。
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