7.9 C
Tokyo
6.3 C
Osaka
2025 / 12 / 06 土曜日
ログイン
English
加工食品冷凍食品マルハニチロ 来春に家庭用冷食・缶詰など値上げ

マルハニチロ 来春に家庭用冷食・缶詰など値上げ

マルハニチロは、25年2~3月にかけて家庭用食品の出荷価格を改定する。

冷凍食品は「ミックスピザ3枚入」「横浜あんかけラーメン」など51品を3月1日納品分から、缶詰ほかは「さけ水煮」「いわし煮付」など69品を2月1日納品分から、カップゼリーは「フルティシエ ちょっと贅沢 みかん」など18品を2月1日納品分から、それぞれ出荷価格を引き上げる。

冷凍食品の値上げ対象はNBのうち約4割、改定幅は約3~11%。缶詰ほかはNBのうち約5割を対象に約1~15%値上げ。カップゼリーはNBのうち約8割を対象に約5~6%値上げ。

原材料価格の上昇、包装資材費・物流費の増加、エネルギーコストなどの諸経費も高止まりの状況が続き、自助努力だけではコスト上昇分を吸収しきれなくなった。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。