4.2 C
Tokyo
1.3 C
Osaka
2025 / 12 / 06 土曜日
ログイン
English
飲料系飲料コカ・コーラ「紅茶花伝」がブランド史上初の展覧会開催 「小さなやさしさが大きな心地よさを生んだ」エピソードを展示

コカ・コーラ「紅茶花伝」がブランド史上初の展覧会開催 「小さなやさしさが大きな心地よさを生んだ」エピソードを展示

 コカ・コーラシステムは、「紅茶花伝」ブランド初となる展覧会「大!小さなやさしさ展」を11月12日から24日まで「六本木ヒルズカフェ」(東京都港区)で開催している。

 メッセージへの共感や自分ごと化によるブランドのファンづくりが開催の主な狙いとみられる。

 11月12日、取材会に登壇した日本コカ・コーラの田中惇也マーケティング本部シニアブランドマネジャーは「来場者がほっこりとやさしい気持ちを抱き、『小さいって、偉大。』のブランドメッセージを体感していただきたい」と語る。

 イベントでは、「電車での忘れ物に粋な特急券が添えられていた」といった、「小さなやさしさが大きな心地よさを生んだ」エピソードを26種類展示。

日本コカ・コーラの田中惇也氏
日本コカ・コーラの田中惇也氏

 エピソードは、2022年から24年の間に朝日新聞社が掲載した記事からブランドチームが選定した。

 エピソードを基にしたミニチュア作品や、大きなモニュメントも展示することで「小さいって、偉大。」を視覚的に伝える。

 「あえてミニチュア作品を展示することで、小さなやさしさが集まって大きなやさしさになることを感じていただく。大きなモニュメントでは、小さなアクションをきっかけに、大きなコミュニケーションの輪ややさしさが生まれたことを表現している」。

 体験型の巨大シールアートも用意している。

 これは「来場者の方にも、小さなアクションが大きな成果を生む体験をしていただく」との考えの下、来場者が1枚ずつ壁にシールを貼っていくことで、「紅茶花伝」オリジナルキャラクター「ロイミ」のイラストが完成する仕立てとなっている。

 来場者には「紅茶花伝」ブランドで使われているセイロン茶葉を使用して抽出したホットのストレートティーをカップに注ぎ配布する。

 製品ではなく、使用している茶葉のストレートティーの提供はブランド初となる。
 「寒くなってきた時期に、“小さなやさしさ”として、どこでも飲めるわけではない『紅茶花伝』の茶葉のストレートティーをホットで飲んでいただきたい」と述べる。

 会期中の来場者数は約6000人を見込む。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。