6.2 C
Tokyo
4.2 C
Osaka
2026 / 01 / 25 日曜日
ログイン
English
飲料系飲料猛暑と備蓄需要で大型2Lペットボトルの販売好調 国内牽引して東洋製罐GHDの包装容器事業が増収増益

猛暑と備蓄需要で大型2Lペットボトルの販売好調 国内牽引して東洋製罐GHDの包装容器事業が増収増益

 東洋製罐グループホールディングス(GHD)の主力事業である包装容器事業は上期(3月期)、国内での夏場の飲料容器の販売好調や原材料とエネルギーの価格上昇分の価格転嫁を実施したことで増収増益となった。

 包装容器事業の上期業績は、売上高が前年同期比2.6%増の3074億円、営業利益が110.8%増の145億円。

 これについて、11月11日、決算説明会に臨んだ副島正和取締役専務執行役員は「飲料缶(チューハイ・ビール向けの空缶)と今年はペットボトル(PET)が良かった。夏場の猛暑に加えて豪雨などによる備蓄需要で大型2LPETの水製品がかなり伸長した。PET販売はプリフォームという半製品の販売に切り替わっており、この販売がかなり業績を下支えしてくれた」との見方を示す。

 アルミ缶の価格転嫁は、原材料の価格が決定した後にその価格に合わせて価格を決定するフォーミュラ方式により堅調に進捗している。

 「大手ビールメーカーさま、大手清涼飲料メーカーさまと個別にフォーミュラ契約を結んでいる。それぞれ異なる内容だが、基本的に後追いになっており、まあ取り切れていなかった部分が今期出てくるという効果がある」と説明する。

大塚一男社長
大塚一男社長

 今後は、人件費や物流費などの高騰分の価格転嫁を追加で行い、不採算事業領域・拠点の再構築を早急で行う。

 環境配慮型製品の開発・販売も推進していく。

 「『EcoEnd』(リサイクルアルミ材の使用量を高めた飲料缶蓋)と国内最軽量アルミ缶を利益のほうに押し上げるものとしてやっていく。そのほか非常に競争力のある(コンビニ向けをはじめとする)紙製品で収益力を支えていく」と語る。

 全事業の上期業績は、売上高が1.6%減の4643億円、営業利益が22.8%増の183億円となった。

 大塚一男社長は「海外向けの製缶・製蓋機械の販売が減少したことで減収となったが、営業利益は、包装容器事業を中心に原材料・エネルギー価格上昇分の転嫁などを実施したことや、鋼板関連事業が引き続き好調に推移し、さらに機能材料関連事業の市況が回復したことで拡大した」と振り返る。

 海外向けの製缶・製蓋機械の販売のエンジニアリング事業は調整局面にあるとみている。

 世界的なアルミ缶の需要増加で21年から23年にかけて売上が拡大し、これに伴い急拡大した製造設備に対して需要が追いつかない状況という。

 これについて大塚社長は「向こう5年間は、4~5%は市場が伸びていくとみている。世界の3割以上を占める北米で機械の需要が先行してしまい非常に調整の局面にある。北米以外を考えるなど(米子会社の)ストーレマシナリーとしては計画を練っていく」と述べる。

関連記事

インタビュー特集

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。