ピザ協議会調べによると、2023年度のピザマーケットは推定末端売上高で3237億円、前年比1.3%減だった。マイナスながら、過去最高の22年度に次ぎ調査史上2番目の市場規模となる。
内訳をみると、会員メーカーの出荷額は3.2%増と9年連続で伸長。業務用(構成比約8%)は減少に転じたものの、市販用(同92%)が前年を上回った。これに正会員以外の推計値を加えたメーカートータルの実績は1614億円、前年比3.7%増となる。
また「ピザ宅配店および専門店・通販業者・イタリアンレストランおよびファミリーレストラン」を合わせたピザの推定売上高は1623億円、5.8%減(メーカー実績との重複分除く)だった。マイナス幅が大きいものの、コロナ禍前の19年度(1497億円)は上回る。
協議会は「引き続きピザファンへの情報発信、11月20日『ピザの日』を軸としたPR事業を展開するとともに、協議会の発足30周年を記念した特別企画も予定」とする。