ハウス食品は秋冬シーズン限定の大箱ルウカレー「ホワイトカレー」〈中辛〉と「ブラックカレー」〈中辛〉を8月12日から発売した。「見た目」というおうちカレーの課題を踏まえ、「彩り」と「華やかさ」を演出できる同社家庭用ルウカレー史上「最白」と「最黒」のカレーを手軽に作れる製品を展開し、新たな需要獲得を目指す。税別参考小売価格298円。
「ホワイトカレー」は色味付けの効果があるターメリックや唐辛子などのスパイスを極限まで減らし、白さを引き立たせたルウカレー。カレーに見えないのに食べるとカレーの味わいがする不思議なおうちカレーを提案する。
生クリームやチーズのまろやかなコクに、ポークや香味野菜のうまみで厚みを加え、まろやかな濃厚さを表現。同社大箱ルウカレーでは初となる米粉を小麦粉と合わせて使用し、軽やかな香りのクミンやカルダモンを加え濃厚ながら重すぎず、スパイスの風味を感じられる味わいに仕上げた。
「ブラックカレー」は長時間煮込んだような深みのある黒さを目指し、カレーソースを煮込む製造工程で焦げる直前ギリギリまで加熱することで、黒さを引き出したルウカレー。「ホワイトカレー」と同様、米粉を使用し、クリアでツヤ感のある黒色に仕上げた。
ローストオニオンなどの加工度が異なるオニオン原料を複数使い、香ばしいうまさを実現。チャツネやごまペーストのコクを加えることで生まれた複雑で深みのある濃厚さを楽しめる。ブラックペッパー、唐辛子といったキレのある香りと辛さが特徴のスパイスに加え、カレーパウダーも複数使用することで、濃厚ながらスパイスの香りも楽しめる。
ハウス食品は今回、「代り映えのない見た目になりがち」というおうちカレーの課題を踏まえ、月見やハロウィーン、クリスマスなどのイベントが多い秋冬に向けて彩りと華やかさを演出できるおうちカレーを手軽に楽しめる製品を開発した。楽しい食卓を演出し、おうちカレーの魅力の幅を広げる。
ターゲットは料理を楽しみたいと思っている「料理エンジョイ層」。料理系メディア「クラシル」とのタイアップ企画、同社ホームページでの季節やイベントに合わせたアレンジレシピの公開、オウンドメディアでのプレゼントキャンペーンの実施に取り組む。ティックトック、インスタグラムを通じ、見た目のインパクト、様々な楽しみ方を紹介する。