12.7 C
Tokyo
10.9 C
Osaka
2025 / 11 / 03 月曜日
English
加工食品即席麺・即席食品丸美屋食品 少人数ニーズにも対応 秋冬新商品48品
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

丸美屋食品 少人数ニーズにも対応 秋冬新商品48品

丸美屋食品工業は2024年秋冬新商品48品を発売する。ふりかけ、中華、釜めしの基幹3群のほか、新規・メニュー用調味料、即食総菜・米飯、キャラクターなどの各カテゴリーで新商品を投入し市場活性化を図る。

7月下旬に都内で新商品説明会を開催。新商品、商品開発について「消費者の方々、ユーザーの方々にお役に立てる商品を作っていくことが大事。家庭で楽しんでいただける商品、主婦の方や単身の方の料理をお助けできる商品、そういうお役に立てる商品を開発していきたい」(杉山典由取締役マーケティング本部長)とした。

同社は今回、釜めしカテゴリーで炊き込まずに少量で作れる「1合用混ぜて作る」シリーズを投入し、「とり釜めし」「五目釜めし」を発売。中華カテゴリーで2人前×2回分の「香辣(シャンラー)中華」シリーズを投入し、「麻婆豆腐の素〈中辛〉」「麻婆豆腐の素〈辛口〉」「麻婆茄子の素〈中華〉」を発売する。少人数世帯などのニーズに対応する。

ふりかけでは23年秋に期間限定品として発売した「のりたま&バラエティー2」をレギュラー品として新発売。プレミアムタイプの「期間限定混ぜ込みわかめ」2品や「混ぜ込み赤しそ」の新アイテム「枝豆」も提案。釜めしでは「関西風だし牛釜めしの素」や「炊き込みめし〈しらすめしの素〉」を新発売する。

中華では期間限定品の「魚粉香る濃厚魚介麻婆豆腐の素」を新発売。「タンミョン」シリーズの展開も強化し、「1~2人前」シリーズに「スンドゥブの素〈辛口〉」を追加する。メニュー用調味料では「おうち食堂」「ジップクック」各シリーズの展開を強化する。

米飯関連ではセット米飯や「スープdeごはん」「ふんわり玉子雑炊」の各シリーズ展開を強化する。レンジ調理品では「麻婆豆腐辛口 レンジ対応袋入」を新発売。「レンジDELI」「Good Pack!」各シリーズの展開を強化する。

新商品説明会では24年度上期(1~6月)の概況を報告。全社売上は前年比5%増、ふりかけは同7%増、中華は同3%増、釜めしは同2%増となった。杉山本部長は「(丸美屋商品は)相対的に価値がある商品に見えているのではないか」と指摘。米(コメ)の価格や猛暑や酷暑を背景とした食材の価格を不安要素として挙げる一方、「お役に立てる商品」の開発を継続する考えを強調した。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点