6.7 C
Tokyo
2.2 C
Osaka
2025 / 12 / 29 月曜日
ログイン
English
農水畜産業水産小学校でオンライン出張授業 「海とさかな」楽しく学ぶ ニッスイが協賛

小学校でオンライン出張授業 「海とさかな」楽しく学ぶ ニッスイが協賛

ニッスイが協賛する第43回「海とさかな」自由研究・作品コンクール(主催:朝日新聞社など)では、このほど小学生を対象に「オンライン出張授業」を実施し、同社社員がクイズやワークシートを使ってサーモンの生態や養殖を楽しく説明した。

当日は全国から応募があった小学校18校から1千500人超が参加(後日視聴の2校含む)。「おいしいサーモン養殖の秘密」をテーマに、ニッスイ中央研究所大分海洋研究センターの山下量平氏が講師を務めた。

クイズでは「好きなおすしのネタは?」「おすしで食べられているサーモンの種類は?」「サケの漁業方法は?」などを出題。多くの子どもが活発に手を挙げ盛り上がった。

その後、サーモンの養殖について解説した。日本ではニッスイグループの弓ヶ浜水産(3拠点=境港、佐渡、大槌)をはじめ50か所以上でサーモンが養殖されていること、採卵から稚魚、成魚に育て、約2年かけて商品加工に至っていることを映像も使って紹介した。

なお弓ヶ浜水産の「境港サーモン」では、海が荒れていても給餌可能なプラットフォームを備える。3拠点共通でAIによる体重測定を行い、水揚げ後すぐに一尾ずつ活〆(脱血)しておいしさと鮮度の維持に努めている。

さらに、授業後半はサーモンの切り身が描かれたワークシートでぬり絵を実施。ピンクやオレンジなど生徒がおいしいと感じる色に自由に塗り上げた。

授業の最後には「自然や魚を好きになって欲しい。食べ物は生き物。感謝して食べていただければ」と呼びかけた。

「海とさかな」自由研究・作品コンクールは一人でも多くの子どもに海とさかなについて興味を持ってもらいたいとの想いで実施。出張授業は応募促進策の一環。小学生を対象に、6月1日~9月27日の期間で作品の応募を受け付けている。詳細は公式HP。

関連記事

インタビュー特集

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。