旭食品 関東の菓子事業拡大へ グローカル・ユナイテッドを子会社に

旭食品は1日、同日付でグローカル・ユナイテッド(茨城県石岡市)の全株式を譲り受け、同社の100%子会社である丸高商会をグループ化すると発表した。旭食品の和内泰介常務が両社の社長に就任した。

丸高商会(茨城県石岡市)は1968年設立。関東地方を地盤とする菓子卸で、2017年に秋田県のサクラバと経営統合し、グローカル・ユナイテッドを設立した。同社の23年5月期売上高は162億円。

トモシア・ホールディングスは中計のなかで低温、菓子、酒類を強化カテゴリーに位置付けており、2027年度の菓子売上高1千億円を目標に掲げる。それに基づき、旭食品も菓子部門の強化を図っている。

旭食品では「関東エリアでの菓子部門の拡大をはじめ様々な分野でのシナジーが期待でき、菓子部門の強化につながる」としている。