9.7 C
Tokyo
8.5 C
Osaka
2026 / 02 / 01 日曜日
ログイン
English
加工食品冷凍食品ニチレイフーズ おいしさ・多様化・健康 「Wキムチ炒飯」で需要創造

ニチレイフーズ おいしさ・多様化・健康 「Wキムチ炒飯」で需要創造

ニチレイフーズは、24年春季の家庭用新商品として、独自製法による王道の「W(ダブル)キムチ炒飯」、マルチユースを訴求した新シリーズ「小さな便利おかず」5品、朝食シーン開拓を狙う「朝にGood! パンケーキ(メープルクリーム)」などを発売する。「力強いカテゴリー政策の推進」と「新規需要創造への挑戦」をキーワードにさらなる市場の活性化を目指す。

発表会の席上、松尾哲哉取締役専務執行役員は「当社はこのほど新しいブランドステートメント『Food Joy Equity』を制定した。現在、おいしさと健康を両立した新コンセプト商品のテストマーケティングを進めている」と近況を話し、24年春季商品は「家庭用・業務用ともマーケットが順調に推移するなか、おいしさ、利便性、多様化対応、健康価値をコンセプトに開発。中長期的には社会環境の変化を背景に、ますます便利で高品質・高機能な冷凍食品が活躍する場面が広がっていく」とした。

松尾哲哉取締役専務執行役員(ニチレイフーズ)
松尾哲哉取締役専務執行役員(ニチレイフーズ)

家庭用の新商品では、主力カテゴリーの米飯に「Wキムチ炒飯」を追加。昨年稼働したキューレイ第3工場の強みを生かし独自製法で食べ応えあるキムチが入った本格派に仕上げた。清川吾朗執行役員家庭用事業部長は「既存の市場にほとんどないメニュー。ポテンシャルは大きいと見ており、冷凍チャーハン市場の拡大を図っていく」。

おかずカテゴリーのなかで成長余地があるハンバーグに着目。既存品をブラッシュアップし、レンジ調理で専門店の味わいが楽しめる「三代目たいめいけん監修ハンバーグ」を投入する。

時代のニーズに応えるべく、ロングセラー「お弁当にGood!」シリーズの定番5品を「小さな便利おかず」シリーズに一新することも注目材料。アイテムは「ミニハンバーグ」「からあげチキン」「パリパリの春巻」など。同社調査によると、お弁当品は昼食・夕食でも利用される頻度が増えているという。基本のコンセプトは踏襲しつつ、リブランディングを機に新たなロゴマークで「マルチユース」「自然解凍」「国内生産」を訴求する。

朝食シーンの健康ニーズを開拓するため、手軽に栄養補給できる「朝にGood! パンケーキ(メープルクリーム)」、たんぱく質が豊富な「ささみミックスビーンズ」なども新発売。

業務用商品は滝英明執行役員業務用事業部長が説明。「外食・総菜とも需要は高まっているが、引き続き人手不足が最大の課題。美味しさの追求をベースに、『健康感』『利便性』『食の多様化』をコンセプトに開発した」。

「究極の唐揚げ(むね)」(ニチレイフーズ)
「究極の唐揚げ(むね)」(ニチレイフーズ)

美味しさ追求へ、シリーズ第2弾となる「究極の唐揚げ(むね)」をラインアップ。専門店品質を目指し、新技術で肉本来の繊維感やジューシー感を実現した。ヘルシーなむね肉で健康ニーズにも応える。

「特撰中華春巻」は、皮は新製法で歯切れの良いパリパリ食感と見映えの良い照り艶にこだわった。10品目の具材を使った中身の食感・旨みも特長。「現時点で当社春巻の最高グレードだが、さらに磨きをかけていきたい」。

関連記事

インタビュー特集

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。

繋げる、繋げる、繋げる たこ焼きコミュニケーション足掛かりに TKO・木本武宏さんが次のフェーズへ

STUDIO TAMUROはお笑いコンビ「TKO」木本武宏さんの活動拠点。木下さんの実妹・大岡真裕美さんが代表を務める「オフィスTAMURO」が運営し、トークライブや、YouTube番組作成スタジオとして利用してきた。昨年5月からは新たな活動として、毎月3日だけ営業する「たこ焼き店」がスタートした。

SST=“サミットの仕事が楽しい”へ 新たな競争軸を作る 服部哲也社長

――中期経営計画の進捗はいかがですか。― 服部 「良い×強い=最強」という言葉を掲げた中期経営計画「頂(イタダキ)2025」は、最終年度を1年延長して26年度までとした。

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。