加工食品冷凍食品SNS投稿きっかけに「ギョーザ」貼りつき改善 シニア向け品ぞろえも強化 味の素冷凍食品
カナエ モノマテリアルパッケージ

SNS投稿きっかけに「ギョーザ」貼りつき改善 シニア向け品ぞろえも強化 味の素冷凍食品

味の素冷凍食品は2月11日から、家庭用の春季商品として永久改良を続ける「ギョーザ」の調理性向上を図ったほか、シニア層のニーズにも応える新商品「若鶏もも焼き」などを発売する。業務用は、人手不足をはじめ提供現場の課題解決に貢献すべく、「フレック スペシャリテ」シリーズの新スイーツなど13品を2月9日から販売開始する。

同社が掲げる独自価値のうち、24年春は特に「おいしさ№1」と「楽しさ」を追求した。家庭用は主力品「ギョーザ」をリニューアル。SNSの投稿をきっかけにプロジェクトが始動し、独自技術で「羽根の素」を改良、フライパンへの貼りつきを約26%改善することに成功した。12個入り(276g)。

冷凍食品は60代以上の購入比率が約4割と最大になっていることからシニア層に向けた品揃えを強化する。新商品「若鶏もも焼き」は備長炭でていねいに焼き上げ、香ばしい醤油風味が楽しめる逸品。揚げ物と異なり油っぽさがないことも特長。180g。ロングセラーの「洋食亭」シリーズはシニア層の支持が高い。今春は既存品のブランドロゴを「洋食亭 ハンバーグ」に一新して認知向上を図るとともに、「自家製デミグラスソース」(165g)の味わいに磨きをかけた。「同ミニサイズ」(4個入り・160g)など4品を展開。

家庭で外食品質が楽しめる「ザ★」シリーズは、一部製品で内容量を変更。「シュウマイ」は品質向上を図りながら従来同様9個入りで288gを279g、「チャーハン」は600gを580g、「から揚げ」は270gを225gとする。3品は出荷価格も変更。

備長炭で焼いた「若鶏もも焼き」(味の素冷凍食品)
備長炭で焼いた「若鶏もも焼き」(味の素冷凍食品)

一方、業務用はおいしさのみならず、効率性や簡便性を兼ね備えた商品を提案し、現場で深刻な人手不足をサポートする。

特別感あるスイーツを提供できる「フレック スペシャリテ」シリーズには「バスクチーズ(北海道産クリームチーズ使用)」や「オペラ(ベルギー産チョコレート使用)」など人気フレーバーを簡便な「カット済みケーキ」等で提案する。ビュッフェで華やかさを演出する立体感ある「フリーカットケーキ ドーム・オ・ショコラ」も発売。

調理工程を大幅に削減できる「シェフが仕上げる」シリーズに「三元豚のグリルポーク」など2品を追加。同品は下ごしらえ・加熱済みのため、手間を減らしながらこだわりの味付けで提供できる。

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