キーコーヒーは10日、同社の連結子会社で外食事業を営むイタリアントマトの保有株式全てと貸付債権を日本共創プラットフォームに譲渡することを決定したと発表した。
キーコーヒーは、これまでイタリアントマトの収益力の回復・強化に向けた構造改革などを行っており、イタリアントマトのさらなる成長、発展に繋がると判断し実施されたもの。
「イタリアントマトも例外なくコロナ禍の影響を受けたが直近は回復してきており、日本共創プラットフォーム様に譲渡することで、 イタリアントマトの更なる成長・発展に繋がると非常にポジティブに捉えている」(キーコーヒー)とコメントする。
日本共創プラットフォームについては「長期的視点で投資企業の経営リソースを最大限引き出して活かしつつ、投資先の企業価値向上を行う投資・事業経営会社であり、豊富な支援実績を有する」と評する。
譲渡実行次第、イタリアントマトはキーコーヒーの連結対象から除外される。
キーコーヒーはイタリアントマトとの取引はこれまで通り継続する。「今後も重要取引先として、営業協力を継続していく」との考えを明らかにする。