3.1 C
Tokyo
4.1 C
Osaka
2026 / 01 / 07 水曜日
ログイン
English
加工食品乳製品・アイスクリーム業務用チーズも二極化進む 外食デザートの可能性に期待 宝幸

業務用チーズも二極化進む 外食デザートの可能性に期待 宝幸

宝幸の業務用チーズは、市場が回復基調の外食向けの売上が牽引し、金額ベースで前年を上回った。下期も家庭用と同様「新しいことに積極的にチャレンジしていく」を掲げ、デザート向け商品など業界の垣根を越えたチーズの提案を一層強化する。

同社の業務用チーズは大きくパン・メーカー・外食向けに分けられる。上期の特長として、大手製パン向けとリテール向けで二極化の動きが見られた点が挙げられる。

大手製パン向けチーズは主にCVSの袋パンなどで利用されるが、上期はリテールに比べ動きが鈍かった。「大手製パンの場合、売価がある程度決まっている。中具の選択肢として(価格が上がっている)チーズが選ばれる機会が少なかった」(担当者)と推察している。価格重視の商品の場合、単価が上がると販売機会を逃してしまうといった懸念もある。

一方でリテールや街のパン屋は、商品の差別化でチーズを使うことも多い。「せっかくなら思い切り使ってみよう、変わったチーズを使ってみようなどチャレンジし、その分売価を上げることができる。当社としても価格以外での提案ができる」(同)。

同社が提案を強化している商品の一つに「レアチーズケーキの素(300g)」がある。電子レンジや湯煎で加熱後、冷蔵庫で約3時間冷蔵して作る。ジャムやヨーグルトを加えたアレンジや、適量を冷やし固めるだけという簡便性で、オペレーション短縮できるという点もポイントだ。

「外食のデザートは冷凍食品も多く差別化が難しい。二極化の流れもそうだが、外食は基本的に単価を上げたい。そのためにメーンだけでなくデザートも魅力的にしたい声も多い」という。「レアチーズケーキの素(300g)」は、例えば季節に合わせた果肉入りヨーグルトや外食オリジナルの飲料などを掛け合わせることで、独自性の高い商品ができる。

また、市販用でもデザートが伸長していることから、手間をかけずにおいしく特長ある商品を提案できる点で、外食デザートにも可能性を感じている。

関連記事

インタビュー特集

食品産業センター 荒川隆理事長に聞く 「食サス」設立でサステナ課題深掘り フードサプライチェーン全体の連携で

日本の食品産業は、国内外から調達された農畜水産物を原料として、健康で豊かな生活を送るために必要な加工食品を安定的に製造・供給する産業として発展してきた。

小川珈琲、バリスタ育成とコーヒー産地での活動に先駆的に取り組みブランド力向上 基盤強固に新事業を展開 宇田吉範社長CEOが意欲

9月1日から現職の宇田吉範代表取締役社長/CEOは、バリスタとコーヒー産地での活動に先駆的に取り組み、小川珈琲のブランド力を引き上げた立役者。

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。