2 C
Tokyo
2.9 C
Osaka
2025 / 12 / 28 日曜日
ログイン
English
トップニュース「アミカ」の大光が冷凍スイーツ専門店「Reica」 岐阜市に1号店

「アミカ」の大光が冷凍スイーツ専門店「Reica」 岐阜市に1号店

総合食品商社で食品スーパー「アミカ」を手掛ける大光(岐阜県大垣市、金森武社長)が10月26日、新業態の冷凍スイーツ専門店「Reica(レイカ)」を岐阜市内にオープンした。ケーキやアイスクリームなど冷凍スイーツを中心に約700アイテムを取り揃える。「アミカ」が飲食事業者を中心としたプロショップをうたっているのに対し、「Reica」は同社が取り組む初の一般消費者向け店舗となる。

今回の新業態について、同社・金森久取締役専務執行役員事業本部長は次のように語る。「『アミカ』でも冷凍ケーキやアイスクリーム、冷凍パンなどを販売しているが、ここは冷凍食品の中でも伸長分野。ただ既存の『アミカ』売場では、これ以上品揃えを拡大できない状況にある。一方で、ここ数年は一般消費者の方々の『アミカ』店舗の利用や冷凍スイーツの認知度が高まっている。そこで冷凍スイーツをもっと広く知っていただきたいと考え、2年ほど前から構想を練ってきた」。

ケーキやアイスなど冷凍商材は約400品目(Reica岐阜田神店)
ケーキやアイスなど冷凍商材は約400品目(Reica岐阜田神店)

第1号店となる「Reica岐阜田神店」(岐阜市入舟町1の22の1)は、名鉄各務原線・田神駅の駅前に立地。店舗は唐揚げ専門店からの居抜き出店で、売場面積38坪。駐車場は同一敷地内のコンビニなどと共有で28台分を有する。商圏設定は半径2㎞。オープンに合わせ新聞の折り込みチラシ3万部を配布。

取り扱い商品約700アイテムのうち約400アイテムが冷凍商材で、さらにそのうち約150アイテムは従来「アミカ」店舗で取り扱っていない、あるいは置ききれなかったもの、新規メーカーの商品など。

売場には冷凍ケーキ、個食デザート、冷凍和菓子、アイスクリーム、冷凍フルーツ、ホイップクリーム、冷凍パン、パイシート・クレープシートなどの冷凍商材のほか、ドライではコーヒー・紅茶、クッキー・ビスケット、製菓材料、輸入菓子などが並ぶ。

「地域の皆さんに長く愛される店を作っていきたい。4年で東海地区10店体制ぐらいにできればと考えている」(同)。

関連記事

インタビュー特集

米国の認証機関として、米国輸出への総合支援に自信 認証だけでなく、企業の社会的信頼を高める仕組みづくりもサポート ペリージョンソン ホールディング(PJR) 審査登録機関

ペリージョンソン ホールディング(TEL03-5774-9510)は、ISO認証、ビジネスコンサルティング、教育・研修事業を通して顧客のサステナビリティ活動の普及に尽力。

国際的情報豊富な感覚で審査を展開 細分化したフードセクターに精通した審査員多数 SGSジャパン(SGS) 審査登録機関

SGSはスイス・ジュネーブに本拠を置き、試験・検査・認証機関としては世界最大級の規模である。世界115カ国以上に2500以上の事務所と試験所を有し、各産業分野における検査や試験、公的機関により定められた規格の認証などを行っている検査・検証・試験認証のリーディングカンパニーである。

キンレイ「鍋焼うどん」、さらにおいしく進化 自社工場でかつお節を削り出した理由とは 50年のこだわり脈々と

キンレイの冷凍具付き麺「お水がいらない」シリーズが販売好調だ。2010年に立ち上げ、昨24年までに累計2億食以上を販売している。

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。