JR東海リテイリング・プラス 新生スタートで発足式 「1+1を2以上に」加藤社長

東海キヨスクとJR東海パッセンジャーズ(JRCP)が10月1日付で合併し、JR東海リテイリング・プラスとして新生スタートを切った。同日、名古屋本社で発足式ならびに除幕式を開催。同社役員・部長・幹部、JR東海からの来賓合わせて約50人が出席し、新たな門出を祝った。

JR東海中村明彦副社長の話 合併の準備を進めてきた皆さんのこれまでの努力に感謝する。当社グループの中核となる新会社が『JR東海グループビジョン2032』の実現にあたって、JR東海グループをリードしていくことを期待している。まずは、お客様にしっかり選ばれるよう会社の内側を固めた上で、しっかり外を向いて仕事に取り組んで欲しい。

JR東海リテイリング・プラス加藤公一社長の話 今回、JR東海グループの流通業を担う2社が合併したが、1+1が2以上になることを期待されている。われわれもそこを目指していきたい。

除幕式が行われた(JR東海リテイリング・プラス) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)

また、両社それぞれの特徴を組み合わせることで、チャレンジ精神豊かな会社が誕生したと考えている。新たな事業領域にも進出して、『JR東海グループビジョン2032』の達成に向け中期的に取り組んでいきたい。

一方、短期的な課題は二つ。一つめはサービス面。それぞれの会社のマニュアルを守った上で、一人ひとりのお客様に向き合い、お客様に合わせたサービスを提供することを社の文化としていきたい。

二つめは、1+1を2以上にしていくことを実現するためすでにいくつかのプロジェクトの検討が進んでいるが、その具体的な施策を考えていきたい。2024年度は、本当に飛躍する年であると思っている。今日から一緒に頑張っていこう。

松尾啓史副社長の話

新会社は大きな期待を受けて誕生した。従業員の皆さんはこのことに喜びと緊張感をもって仕事をしていただきたい。私たちの使命は“お客様の旅や日常に、期待を上回る満足感やワクワク感を『プラス』すること”である。これはお客様に対する当社の約束であり、約束は果たさなければいけない。まずは当社で働くすべての皆さんが、この使命をしっかりと胸に刻んで欲しい。そして、この「プラス」を実現するために、何事にも「プラス」思考で、積極的にチャレンジしていこう。

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