3 C
Tokyo
8.7 C
Osaka
2025 / 12 / 14 日曜日
ログイン
English
流通・飲食小売フタバヤ睦会が研修 白樫社長「売上と店舗数を倍に」 食品新聞社・山口社長が講演

フタバヤ睦会が研修 白樫社長「売上と店舗数を倍に」 食品新聞社・山口社長が講演

滋賀県のスーパー、フタバヤの取引先によるフタバヤ睦会の研修会が9月19日、長浜市のグランパレー京岩で開催された。

小寺仁康会長(中部メイカン社長)が「アフターコロナという中で4年ぶりの開催となった。実りある研修会にしていただきたい」とあいさつ。

会では食品新聞社の山口貢社長が「私たちはどう生きるか」をテーマに講演。「『オール食品産業』として、きちんと情報を発信し食品の価値を伝えていくことが大事」と訴えた。

その後、あいさつに立ったフタバヤの白樫浩二社長は、旗艦店である長浜店の改装に触れ、

小寺仁康会長(フタバヤ睦会)
小寺仁康会長(フタバヤ睦会)

「一番店であり(一時閉店による)売上・利益に対する影響は小さくないが、大きく変えていきたい」と強調した。「今後は出店しながら、現在の売上と店舗数を倍にする計画だ。7年かかるが着実に進めていく。皆さんとともに同じ方向に進んでいくことができれば達成度合いは高く、時期も早まると思う」

と述べた。

関連記事

インタビュー特集

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。