加藤産業 シンガポールの卸を買収

加藤産業は8月29日、シンガポールの食品卸Teo Soon Seng Pte.Ltd.(以下TSS社)と株式譲渡契約を結んだと発表した。

TSS社は1994年設立。資本金は185万シンガポールドル(約1億9千800万円)。加工食品と日用雑貨を扱い、23年3月期の売上高は7千139万シンガポールドル(約76億3千900万円)。

現在、シンガポールは子会社のNaspac Marketing Pte.Ltd.が事業展開している。

加藤産業では今回の株式取得について「流通チャネルと取り扱い商材の拡大が目的。シンガポールでの事業拡大と経営の効率化を目指す」としている。