「『そよら』とは」 イオンリテール蓑原SC本部長が語る 来月、大阪・岸和田に5店目

イオンリテールは9月26日に「そよら東岸和田」(大阪府岸和田市)をオープンする。同業態としては全国で5店目。8月24日に行われた開店説明会で、蓑原邦明SC本部長が「そよら」について次の通り述べた。

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海老江(大阪市)、新金岡(大阪府堺市)、上飯田(名古屋市)、湘南茅ケ崎(神奈川県茅ケ崎市)に続き、今回の「東岸和田」が5店目となる。「そよら」の出店には新しい立地、今回のようなスクラップ&ビルド、湘南のような大幅なリニューアルでの「そよら化」という3つのパターンがある。

蓑原邦明本部長(イオンリテール) - 食品新聞 WEB版(食品新聞社)
蓑原邦明本部長(イオンリテール)

「そよら」には直営のイオンスタイルとドラッグ、そして専門店という大きな構成があり、そこに今まで欠けていたソフトの部分を加えた。例えば、上飯田では毎日小さなイベントを行っている。今回の東岸和田では毎朝、芝生広場でラジオ体操を実施する。

商業施設でモノを売るというのは目に見えることなので伝わりやすいが、「そよら」では心に伝わるようなことをしていきたい。従来のイオンモールはトレンドと商業の集積。「そよら」は近隣の施設や病院などと連携し、生活の拠点としての役割を果たす。モノ売りだけではない空間を提供するのが、われわれの目指すフォーマットだ。

今後、武蔵狭山(埼玉県狭山市)、浜松西伊場(静岡県浜松市)の出店を計画している。西伊場はスマートタウンという環境配慮型の住居地に出店する。地域に合った様々なコンセプトのもと、お客様とのつながりを持つ。

〈そよら東岸和田〉
【所在地】岸和田市土生町2丁目
【敷地面積】3万3千581㎡
【延床面積】2万9千577㎡
【売場面積】1万7千707㎡(直営5千217㎡)
【建物】鉄骨地上2階
【駐車台数】約840台【駐輪台数】約650台