12 C
Tokyo
10.1 C
Osaka
2025 / 12 / 15 月曜日
ログイン
English
流通・飲食外食マクドナルド「価格が異なる店舗」を再編 賃料や人件費などの負担が特に大きい立地が対象

マクドナルド「価格が異なる店舗」を再編 賃料や人件費などの負担が特に大きい立地が対象

 日本マクドナルドは通常店と価格が異なる店舗を再編する。

 賃料、人件費などの店舗運営コストの上昇が背景。
 通常店よりも割高な価格設定で通常店よりも負担が大きいコストを吸収していくのが狙いとみられる。

 マクドナルドは既に、空港や駅、遊園地、サービスエリア(SA)といった特殊な立地の店舗に都心部の一部店舗を加えた計約40店舗で、賃料、人件費などの店舗運営コストを勘案して、その他の店舗と異なる価格設定をしている。

 7月19日から、東名阪エリアの一部の店舗で都心型価格を新たに適用する。
 これにより価格が異なる店舗は、特殊立地店(空港・SA)・都心店・準都心店を含めて184店舗に上る。この数は全国約3000店舗の約6%に相当する。

関連記事

インタビュー特集

日本酒「獺祭」輸出4割増 「海外トップブランドが強み」桜井社長

清酒「獺祭」の輸出が世界各国で伸びている。前9月期は総売上高213億円(前年比9%増)のうち、輸出実績(未納税含まず)は79億円、実に4割増だった。

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。