12.4 C
Tokyo
12.9 C
Osaka
2025 / 12 / 09 火曜日
ログイン
English
加工食品塩の芸術 東京で個展 山本基氏「時に宿る」

塩の芸術 東京で個展 山本基氏「時に宿る」

塩の芸術を楽しめる個展が、来月1日から東京都品川区のギャラリー「YUKIKOMIZUTANI」で開催される。同展は、塩を使った作品を四半世紀以上にわたって作り続ける現代美術作家、山本基氏によるもので、テーマは「時に宿る – Staying in Time –」。

展示会場では、「時」や「季節」を手掛かりに、四季の移ろいを感じながら描き続けた作品を展示。さらに、塩を使ったインスタレーション作品やデジタルドローイングの他、幅8メートルを超える大型の平面作品も発表する予定だ。

会期は4月1日から5月6日まで。開催前の今月30・31日には、インスタレーションの公開制作を、展覧会最終日の5月6日には、作品で使用した塩を鑑賞者と共に海に返す「海に還るプロジェクト」(予約制)も予定している。

「時を纏う」(2022/個人所蔵、画像提供 金沢市立安江金箔工芸館)
「時を纏う」(2022/個人所蔵、画像提供 金沢市立安江金箔工芸館)

また同氏の作品は、金沢市立安江金箔工芸館(石川県金沢市)の春季展<春を彩る美術工芸>でも六曲一双の金箔屏風に岩絵具とアクリル絵具で彩色を施した作品「時を纏う」が5月7日まで特別展示されている。

関連記事

インタビュー特集

日清オイリオ久野社長 価格改定の早期完遂目指す 家庭用、中長期視点で強化

日清オイリオグループの久野貴久社長は、喫緊の課題として価格改定の早期完遂と、ホームユース(家庭用油)の販売強化に取り組む方針を示した。

J-オイルミルズ春山社長 次元の異なるコスト環境 油脂、価格引き上げ急ぐ

J-オイルミルズの春山裕一郎社長執行役員CEOは、油脂のコスト環境が悪化する中で、「価格改定の浸透を急ぐ」方針をあらためて強調した。

新潟・葵酒造、2年目は自社栽培米で仕込む 「Domaine Aoi」始動 「日本酒になじみがない方にも」青木代表

「飲むことで幸せを感じられるような日本酒を提供していきたい」と話すのは葵酒造(新潟県長岡市)の青木里沙代表取締役。昨年冬、JR長岡駅からほど近い場所に位置する創業160年超の旧高橋酒造から事業を引き継ぎいだ。

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。