「チロルチョコ」の松尾製菓、創業120周年 ベトナムに初の海外工場 アジア市場開拓へ

「チロルチョコ」の製造を行っている松尾製菓は1日、創業120年を記念し、開発・販売を担うチロルチョコと合同発表会を開催した。松尾祐二代表取締役社長は、チロルチョコ初の海外工場となるベトナム工場竣工を発表し、「アジアでの認知度を高め、市場開拓をより一層強化していく」と意欲を語った。

設立を記念して「創業120周年記念ベトナム旅行キャンペーン」を3月1日~10月31日の期間で実施している。対象商品は、ベトナム工場竣工を受け、ベトナムコーヒーを再現した「チロルチョコ〈ベトナムコーヒー〉」や「同〈バラエティパック〉」「同〈ミルクヌガーパック〉」「ごえんがあるよ〈袋〉」。120周年記念サイトから応募すると、ホーチミン発着のエコノミークラス往復航空券が60組120人に当たり、旅の特典としてチロルチョコベトナム工場見学と現地でのパーティー1回が付いてくる。

また、「チョコ」や「松尾」つながりもあり、チョコレートプラネットがお祝いに駆け付け、これまで発売した約500種類のチロルチョコから、社員が厳選した30種を対象に一番攻めているチロルチョコ「攻めチョコグランプリ」BEST3を当てるゲームにも挑戦。松尾社長から1日宣伝部長も任命され、名刺も贈呈された。チョコプラは、随所に笑いを散りばめながらも「チロルチョコはこれからもどんどん攻めの姿勢でいくのでよろしくお願いします」と宣伝部長らしいコメントも残した。