12.6 C
Tokyo
9.9 C
Osaka
2025 / 11 / 03 月曜日
English
飲料系酒類サントリー東海・北陸営業本部 「地域密着で挑戦」新任の津田本部長
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

サントリー東海・北陸営業本部 「地域密着で挑戦」新任の津田本部長

サントリーは10日、名古屋観光ホテルで東海・北陸営業本部の事業活動方針説明会を実施。鳥井信宏社長、ビールカンパニーの西田栄一郎社長、津田麻子東海・北陸営業本部長が出席し、前年の実績と今年の方針について話した。

ビールカンパニーでは、22年ビール類が約5千490万ケース(前年比105%)、市場推定の前年比102%を超え好調。特に、今年発売20年を迎えるザ・プレミアムモルツブランドが前年比119%、パーフェクトサントリービールが前年比154%と伸長し、業務用も前年比148%と飲食店の回復がビール販売に影響した。

今年はザ・プレミアムモルツをリニューアル。販売計画では「ザ・プレミアムモルツ」「パーフェクトサントリービール」で前年比121%を見込む。

東海・北陸営業本部では、酒類の販売実績が前年比105%。ウイスキー類110%、RTD105%、ノンアルコール105%、ビール類104%。

今年1月に東海・北陸営業本部長に就任した津田氏は「今年は市場環境の変化をチャンスと捉え、地域密着した活動で需要創造に挑戦していく」と話し、さらに「3年前まで静岡の支社に勤めており、東海・北陸エリアには愛着がある。地元の食材との食べ合わせ、飲み合わせを提案しながら、市場活性化に取り組んでいきたい」と話している。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点