変化を迅速に受け止め 食肉加工4団体 新年会で畑理事長

日本ハム・ソーセージ工業協同組合、日本食肉加工協会など関連4団体は1月25日、都内で賀詞交歓会を開催した。

あいさつした畑佳秀理事長(日本ハム社長)は、ウクライナ問題や円安、諸コスト高騰などに翻弄された昨年を振り返ったうえで「今年の明るい話題として、WBC(ワールドベースボールクラシック)やラグビーW杯、女子サッカーW杯などスポーツイベントが多い。一部スーパーに聞くと昨年のサッカーW杯では、優勝したアルゼンチン産のワインが売れたという。WBCで日本が勝つと、どこのハムが売れるか…(笑い)。売上拡大につながることを願っている」と会場を沸かせた。

そのうえで「ライフスタイルもウイズコロナとなり(消費)活動が変わってくる。変化を迅速に受け止め、協会・組合員全体でしっかり難局を乗り越えていきたい」と呼びかけた。