加工食品冷凍食品エア・ウォーターアグリ&フーズ フローズン・チルド惣菜強化へ 畜産品と野菜の冷凍ミックス発売
カナエ モノマテリアルパッケージ

エア・ウォーターアグリ&フーズ フローズン・チルド惣菜強化へ 畜産品と野菜の冷凍ミックス発売

産業ガスをはじめ、医療、食品など関連企業200社強を傘下に持つエア・ウォーター(AW)で、農業・食品部門を担うエア・ウォーターアグリ&フーズとグループ企業のゴールドパック、プレシアなどは18日、メディア向けに事業方針説明会と23年春夏新商品の発表会を開催。アグリ&フーズの岩本康範社長は「畑の作物をすべてカロリーに、が基本方針。美味しさのロングライフ化にも取り組み、ガス屋が食品を生産するメリットを出していく」と強調した。

同社は22年12月にフローズンチルドのトップシール型惣菜のラインを既存工場の一部を改装し構築。4月には大手コンビニ用惣菜として販売していく。岩本社長はガスを熟知している強みとして「ガスで食品の退色を防いだり、ロングライフ化を追求」とともにグループのガス供給なのでコスト面もメリットがあるとし、今後は「フローズンチルド惣菜を加速させていく」と方針を語った。

今春の新商品は、家庭向け冷凍食品、野菜・果実飲料、冷凍・チルドスイーツを発表。各社2~4月にかけて順次発売していく。AWアグリ&フーズは、「冷凍ミックス野菜」シリーズとして、冷凍野菜では意外になかった組み合わせとして畜産品と野菜の「ウインナー入りえだまめ&コーン」「ベーコン入りいろどり野菜ミックス」など4品を投入。冷凍ケーキからは、「凍ったままが食べごろ」としたセミフレッドケーキシリーズに「ヨーグルトケーキ フルーツ&グラノーラ」など2品を追加した。

ゴールドパックは、人気の北海道シリーズの「北海道野菜100%ストレート」をリニューアルし、野菜を6種類から13種類に増やした。

プレシアは、「ことりっぷ」とコラボした地域食材を使用し旅気分が味わえる「地域の魅力発見!旅するスイーツ」から「川越いもの大学芋風ロール」など5品を発売する

手作りにこだわった冷凍食品をホテルなどに提供する見方は、現在はBtoC向けを強化しており、自社ブランド「北のシェフ」の強化として、「北のシェフHOKKAIDOセット」(2人用、北海道帆立グラタンなど全5品)を新発売する。また、見方は23年4月1日付けでAWアグリ&フーズのMIKATA事業部として再スタートする。

関連記事

インタビュー特集

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。

学生が育てるアーモンドの木 明日の社会へ価値循環 デルタインターナショナル×キャンポスブラザーズ

アーモンドの世界的産地である米カリフォルニア州でも、トップクラスの供給量を誇るキャンポスブラザーズ社。日本の販売総代理店を務めるデルタインターナショナルでは、学生の手でアーモンドの木を育てて商品化することを目指す玉川大学の...

原点は休憩中に見上げたキウイ 全国で食材発掘、生産者と企業つなぐ サッポロビールの地域創生事業

 明治9年(1876年)、北海道で新たな産業を興すべく設立された「開拓使麦酒醸造所」をルーツとするサッポロビール。創業150周年を迎える今も、その“開拓”の精神は息づく。ビール会社としての枠にとらわれない発想力を武器に、事業領域拡張の最前線で奮闘する人物に迫った。一次産業を担う各地の生産者と企業のバイヤーをつなぎ、農林水産物の需要創出をサポートするサッポロビールの地域創生事業。その原点は、外食企業のコンサルティングを手がける部署で九州の拠点に配属されていた、一人の担当者のひらめきだった。

カキ養殖の展望を聞く〈前編〉 “殻付き”市場拡大 環境変化と効率化に対応 シーパジャパン・吉本剛宏社長

瀬戸内海で養殖カキが甚大な被害を受け、生鮮市場だけでなく加工メーカーや流通にも影響が及んでいる。こうした中、従来の養殖方法とは異なるシングルシード養殖法が注目されている。