松屋銀座は2月1~14日に、8階イベントスクエアで「GINZAバレンタインワールド」を開催する。3年ぶりに行動制限のないバレンタインに向け、イートインや実演販売を拡充。また物価高騰が続く中、日本人ショコラティエや国産素材にも再注目しバレンタインの多様な楽しみ方を提案する。
店頭は81ブランド(前年から9ブランド増)、イートイン・実演販売11ブランド(同4ブランド増)。ECは店頭に先駆け1月4日~2月5日とし、約80ブランドを展開。売上目標は、前年比10%増(EC含む)としている。なお、すでに販売を開始しているECは200%を超えるなど好調で、小泉翔バイヤーは「消費者のバレンタインへの期待度が高いことや、限定品を早めに手に入れたいという傾向がある」と分析している。
小泉バイヤーおすすめの商品は、気鋭の日本人パティシエがこだわりの国産食材を生かしたショコラや、松屋銀座限定でトルコ老舗ブランドの「ナーディル・ギュル」が発売する伝統菓子「チョコレートピスタチオバクラヴァ」。イートインスペースでは、昨年好評だったバーとチョコのマリアージュや、百貨店初出店となる「蕪木」の「ショコラショー」など。「チョコレートでハッピーになってもらえるラインアップ。イートインスペースを60%増やし、行動制限のないバレンタインに会場に来て、ここでしか味わえないスイーツを楽しんでほしい」(小泉氏)と語った。