コカ・コーラ、小型ペットボトルなど約120品を値上げ 自販機も「希望小売価格の改定を適正に反映」 10月1日出荷分から

 コカ・コーラ ボトラーズジャパンは7日、「コカ・コーラ」「綾鷹」「い・ろ・は・す」「ジョージア」などの小型ペットボトル(PET)を中心とした小型パッケージ商品やアルコール缶商品を10月1日の出荷分から値上げすると発表した。

 値上げ対称品目数はアルコールや限定商品を除く約120品目。アルコールは値上げされるが、対象品目数は今後詰められる。

 メーカー希望小売価格の値上げ幅は6~18%増(5円~20円増)。原材料・資材・エネルギー価格の世界的な高騰などを受けた措置で、5月1日出荷分から実施した大型PET計16品の値上げに続く動きとなる。

 自販機での販売価格についても「希望小売価格の改定を適正に反映していく」(コカ・コーラ ボトラーズジャパン)。

 大型PETの値上げは、コカ・コーラ ボトラーズジャパンが先陣を切り、小型PETの値上げ発表はサントリー食品インターナショナルが実質的に先鞭をつけた。
 小型・大型の値上げは、サントリー食品インターナショナルが5月16日、165品を対象にすると発表したのを皮切りに、アサヒ飲料が5月25日に163品の値上げを発表。5月30日には、キリンビバレッジが127品目、伊藤園が136品目の値上げを明らかにした。

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