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特集記事ハウス「うまかっちゃん」 古賀市とコラボ “焦がし”でうまい?
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

ハウス「うまかっちゃん」 古賀市とコラボ “焦がし”でうまい?

ハウス食品は4月17日、福岡工場(福岡県古賀市)で古賀市と共同企画した即席袋ラーメン「うまかっちゃん」の新商品「焦がし醤油(しょうゆ)とんこつ」の発表会を行った。シリーズ第7弾として九州・沖縄地区および山口県で5月8日から約60万個を限定販売する。

とんこつベースのスープに、焦がした醤油の香ばしい香りとうまみを合わせたコクのある味が特徴。商品パッケージにはうまかっちゃんのトーン(ロゴ、黄色ベース、山笠)に「古賀市 焦がし=うまい!」のロゴマークが入っている。

うまかっちゃんは1979年9月12日の発売から39年目を迎えるロングヒット商品。現在、福岡工場で年間1億2千万袋を生産している。発売当初は生産の拠点工場がある福岡をはじめ、九州全体でのシェアが低い状況にあった。そこで営業担当者が九州で売れるラーメンを作りたいと本社に懇願し、九州向けラーメンを開発するプロジェクトがスタート。開発・調査担当者たちが九州各地のラーメンを食べ歩きながらスープ開発に取り組み、試行錯誤を繰り返してようやく発売にこぎ着けた。こういった取り組みが結実し、長く支持される商品に成長した。

(5月1日付本紙「九州版」より一部抜粋)

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