生産可能な工場全ての活用や既存容器の緊急活用などで 海外でも生産
花王グループは今月後半から、新型コロナウイルス感染症予防に必要な衛生関連製品を従来の20倍以上増産する。
衛生関連製品の中でも消毒液は1月後半から大きな需要が発生し、花王では増産を行ってきたが、それでも全く足りない現状を受け、増産と並行して生産可能な工場全ての活用や既存容器の緊急活用による詰め替え品の提供、ボトルの一部自製化などに取り組む。順調に稼働できれば今月後半から20倍以上の増産が可能になるという。
日本以外でも消毒液の生産を開始する予定で、ドイツでの病院などへの寄贈品の生産を皮切りに開始し早急に各地域へ生産を拡大していく。