14.2 C
Tokyo
15.9 C
Osaka
2025 / 11 / 04 火曜日
English
飲料系酒類岐阜「ちこり村」 雪中で熟成の焼酎を初披露 まろやかな口当たりに
〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

岐阜「ちこり村」 雪中で熟成の焼酎を初披露 まろやかな口当たりに

サラダコスモが運営する岐阜県中津川市の「ちこり村」で3日から4日まで、「ちこり焼酎蔵開き」が行われた。今回で11年目。西洋野菜ちこりの種芋を使った焼酎を06年に開発し、現在5種類を販売している。今年の目玉は「雪の下熟成焼酎」の初お披露目。出来上がった「ちこり焼酎」を白川郷の雪の下に5か月間置いて熟成させた。従来の商品に比べて口当たりがまろやかになり、香りの華やかさも増した。

同県本巣市の業務用コーヒー豆卸販売「香福屋」(澁谷麗子代表)が販売している「雪の下熟成コーヒー」にヒントを得て昨年、試験的に実施。今年は蒸留の最初の少量しか取れない最高級品「にごりはなたれ44度」約300本、「細にごりちこちこ29度」約500本を限定販売している。イベントでは、櫂入れ体験、きき焼酎などゴールデンウイークの家族連れらで賑わった。

長瀬好晴部長は「今後は地元の名産品として数量を増やし、白川郷などで販売していきたい」と話している。

「有機黒にんにく」350万個突破で記念セールも
「有機黒にんにく」350万個突破で記念セールも

また、同所で一番人気の「有機黒にんにく」の販売が350万個を超えたことを記念した利益還元セールも実施された。1年分の黒にんにくが当たる大抽選会などで来場者を楽しませた。

関連記事

インタビュー特集

カゴメ次期社長 奥谷晴信氏 国内、新たな成長軸を模索 国際、M&Aも視野に成長を

カゴメの次期社長(2026年1月1日付)に内定した奥谷晴信現取締役常務執行役員(一部既報)。アジア事業カンパニーやグローバルコンシューマー事業部、国際事業本部などキャリアの多くを国際事業に携わってきたが、21年以降は国内事業でも手腕を発揮。

ウーケ 花畑佳史社長 パックごはん、第4工場が来春本格稼働 国内外に新規拡大増やす

利便性と品質向上により、年々市場を拡大するパックごはん。最近はコメ価格高騰の影響や防災食への利用増加が相まって、需要はさらに伸びている。

明星食品 新提案「麺の明星 主食麺宣言!」 4つの軸の袋麺アレンジで食事性アップ

明星食品は、こだわりの麺技術で開発した商品ラインアップを全面に押し出し、新たに「麺の明星 主食麺宣言!」と銘打ったプロモーションを大々的に展開している。

イチビキ 中村拓也社長 豆みそ・たまりNo.1の矜持を 人口減睨み業務用・海外強化

安永元年(1772年)創業の醸造・食品メーカー、イチビキ。今年6月20日付で同社社長に就いた中村拓也氏は、98年入社。

「大豆ミート」対談 マルコメ・日本製鋼所 次世代型食品へ課題と提言

健康志向が高まり、プラントベースフード(PBF)にも関心が集まる中、2023年9月に大豆ミートメーカー5社が発起人となり、「日本大豆ミート協会」が設立された。

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点

〈持続可能性追求するアイルランドの食料生産〉シーフード編①大西洋の自然が育む恵み 海洋資源の保護に重点