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味の素 冬のトレンドは「ゆる整え食」 無理なく健康トレンドを予測

 味の素社は10月21日、東京・中央区京橋の本社で「2026冬の食トレンド」発表会を開催。生活者の調査やデータ分析、最近の風潮などを踏まえて、今年冬のトレンド予測を発表した。

 マーケティング開発部生活者インサイトグループの出井舞マネージャーは、健康的で手軽な食品の伸長や、せいろ蒸し、麻辣湯といった楽しくヘルシーな料理の流行から、生活者の健康観が「無理をしすぎず、日常生活の延長で大きな成果を求めない」というウェルビーイングなものに転換したと分析。その需要を満たすトレンドに「ゆるく、無理なく、心も身体も整える食」である「ゆる整え食」として、「サクサクdeコパン」と「鍋キューブ」を提案する。

 カップ入りスープは「お湯を注ぐだけで作れるゆるさ」「野菜など素材の栄養が溶け込み身体が整う」「暖かさで心がほっとする」と「ゆる整え食」の要件を満たす。

 コンシューマーフーズ事業部スープグループの島村瑞希氏は「コパン」について「仕事の昼休憩時にパン入りスープを食べる際の『パンがふやけるため急いで食べなければならず、気が休まらない』という悩みを、サクサク感が続く独自製法のパンで解決した同商品は、ランチタイムに最適」と説明。「コパン」は発売から約1年で1300万食を突破した実績もあり、さらなる訴求にも自信をあらわにした。

「サクサクdeコパン」4種
「サクサクdeコパン」4種

 「具材を入れて煮込むだけのゆるさ」「野菜やたんぱく質がたっぷりとれて身体が整う」「ちゃんと食べたという心の満足感」の鍋も、「ゆる整え食」の選択肢として挙がった。

 コンシューマーフーズ事業部シーズニンググループの長谷駿佑氏は、「量の調節がしやすい『鍋キューブ』は個食にもぴったり。節約志向で具材が減っても、だしの味が詰まっていてつゆの味わいを堪能できる」と「鍋キューブ」の「鍋の日常化」への対応力を語った。

 今年は気温の低下が早く、8~10月における鍋の食卓出現率は昨年より1.5倍に上昇。スーパーでも1カ月前倒しで展開されるなど、鍋の勢いは高まっているという。

 出井マネージャーは、「スープや鍋に限らず、毎日の様々な食事に『ゆる整え食』の考えが広がってほしい」と締めくくった。

「鍋キューブ」と提案メニュー
「鍋キューブ」と提案メニュー

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