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カゴメ 快適オフィスプロジェクトに参画 健康サービス「園芸療法」を始動

 カゴメは、パソナ日本総務部が提唱する「五感を活かし、働く人の調子を整えるオフィスのづくり」プロジェクトにアサヒ飲料、エステー、USEN WORK WELLとともに参画。異業種5社は、企業の健康経営や従業員のウェルビーイング向上に向けた新たなオフィス環境づくりに異なった視点からアプローチする。

パネルでウェルビーイングを解説
パネルでウェルビーイングを解説

 5社は28日、東京・中央区日本橋の誠品生活日本橋イベントスペース「FORUM」で説明会を開催。この中で岩月隆一パソナ日本総務部副社長は「社員が仕事に意気を感じるようなオフィス環境を作ろうと声をかけたところ5社から賛同を得た。オフィスはリラックスして、仲間とワイワイしながら仕事をしたほうがパフォーマンスが上がる。毎日会社に行きたくなるような空間をつくりたい。それには経営側がプロデュースし、五感に訴えるようなオフィス設計が重要。五感それぞれに強みをもつ企業のコラボにより実現したい」と説明。

 住谷猛USEN WORK WELL社長は「生活の半分以上はオフィスにいるが、経営者の多くはオフィス環境について真剣に考えていない。働く人の環境が変わることが持続的な成長につながる。日本は2040年に労働人口が15%減ると言われ、会社、組織も等しく減る。その中でオフィスは大事。先に手を打てば勝てるが、打たなければ勝てない」。

 またカゴメのウェルビーイング事業部サービス開発グループの信田幸大マネージャーは「今までは体の健康が重視されてきたが、今後は心の健康や社会の健康が重要。経営戦略にとって社会の健康は『攻め』の経営に使える。オフィスに来て、誰かと話したくなるような空間を作れば、従業員同士が交流し、エンゲージメントが高まり、生産性も上がる。こうした環境づくりを提案したい」と語った。

「べジチェック」で自身の野菜摂取量を確認
「べジチェック」で自身の野菜摂取量を確認

 今回のコラボでは、推定野菜摂取量を数値化する「べジチェック」を提案するほか、野菜栽培を通じたウェルビーイングをサポートする新たなサービスとして「園芸療法」を提案する。

 「園芸療法」とは、植物と接することを通じて、精神的健康や社会的健康を増進する手法。園芸療法に基づき、野菜を育て、収穫する体験を通じて従業員の健康増進に寄与する健康サービスを開始している。

 オフィスでトマトなど野菜を育て、従業員同士が交流できるスペースができれば、気軽にコミュニケーションがとれる。園芸を体験し、社内に顔見知りが増えれば来社が楽しくなる。千葉大学園芸学部の研究グループと共同で、野菜栽培を取り入れた園芸プログラムが、勤労者のストレス軽減とコミュニケーションの活性化に有意な効果を示すことが確認されている。現在は社員向けのBtoBだが、今後はBtoC向けにも計画する。

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