加工食品菓子亀田製菓、国内米菓事業に手...

亀田製菓、国内米菓事業に手応え 前期は増収増益 数量も回復 重点ブランドや各施策が奏功

 亀田製菓は前期(3月期)、屋台骨である国内米菓事業で手応えを得た。

 国内米菓事業の前期連結業績は売上高が前々期比3.7%増の723億900万円、営業利益が15.7%増の51億3900万円。

 重点ブランドの増収や生産効率向上に価格改定効果が加わり収益性は大きく改善した。7月14日、取材に応じた髙木政紀社長は「前期も非常にわれわれの思惑通りに進んだ。原材料価格が高止まる中、単に価格改定するという手法はとらず、季節限定品やプロモーションなどと組み合わせながら個別に価値を高め、ストーリーをもたせる施策と併せて価格改定を実施した。一時期は数量減に陥ったものの、ここ最近は戻ってきており、順調に推移している」と振り返る。

 「亀田の柿の種」「ハッピーターン」「こつぶっこ」「亀田のつまみ種」「無限」「技のこだ割り」の重点6ブランドでは、前期「ハッピーターン」と「こつぶっこ」が成長を牽引。

 「『無限』が少し足踏みしたものの、季節限定品などを入れながらまだまだ伸ばせると考えている。それ以外は軒並み好調となった。ただし供給面でいろいろとご負担をおかけしていることもあり、他社さまとの協業も含めて安定供給できる体制もさらに構築していかなければならない」と語る。

 今期滑り出しでは「ONE KAMEDA for ONE MARKET」を掲げてグループシナジーの最大化を推進。

 お土産ルートに強いアジカル、百貨店を主要販路とするとよすなどグループ各社が独自に動いていたのを改めて生活者起点で結束。

 「アジカル、とよすが非常に好調で、お土産需要を獲得しているほか、かきたねキッチンをはじめとする高付加価値商品が高いご評価をいただいている」と述べる。各社の強みを融合させながら国内米菓全体でさらなる成長を図る考えだ。

関連記事

インタビュー特集