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ダノンジャパン 館林工場拡張、28年稼働 需要拡大で生産体制強化

 ダノンジャパンは、群馬県館林市の館林工場で生産体制の強化を進めている。需要拡大を背景に工場敷地内北側の土地を活用して拡張工事に着手しており、2028年初めごろの操業開始を予定する。8月10日、同工場を報道関係者に公開し、取り組みを説明した。

 館林工場は2002年に操業を開始。2007年、2010年に拡張を行ったほか、2020年には「オイコス」の商業生産を開始。その後もハイスピードラインを増設するなど生産能力を段階的に高めてきた。現在は11ラインを備え、正社員と派遣社員を合わせ約300人が勤務する。

 「ダノン ビオ」「オイコス」をはじめ、「ベビーダノン」や「ダノンヨーグルト」など約60SKUを生産。24時間365日稼働している。「ダノン ビオ」は4個パックに加え、シングルポットやドリンクタイプなど、商品の広がりに合わせて生産品目を拡大している。

 今回の拡張は、6年連続で二ケタ成長を続ける事業を背景に実施するもの。同社によると、2026年上期のヨーグルト・乳酸菌飲料市場で、同社の市場シェアは前年同期比20%超拡大した。特に「ダノン ビオ」と「オイコス」が牽引しており、上期はともに30%超成長した。

 「ダノン ビオ」は腸活への関心の高まり、「オイコス」はたんぱく質摂取ニーズの拡大を背景に需要が伸びている。特に「オイコス」は、運動習慣のある層に加え、健康維持を目的とする幅広い層に利用が広がっているという。

「ダノン ビオ」
「ダノン ビオ」

 工場では、原料の調合から発酵、充填、包装までを行い、ライン上の検査や最終検査を経て出荷する。自動化を進める一方、洗浄工程など人の手が必要な作業はオペレーターが担い、人と自動化を組み合わせて品質を担保している。

 後藤貴裕工場長は今回、新たな拠点ではなく既存工場を拡張する理由について「新たに拠点を作ってサプライチェーンを一から構築するより、ここで拡張する方が経済合理性、事業上の合理性があると判断した」と説明。また、同工場は地域との結び付きも強く、創業当初から勤務する従業員もいるという。

 マーケティング部ブランドPRマネージャーの新井鈴香氏は「ヨーグルトは身近な食品として幅広い層に定着している。工場拡張により、いただいている需要に対してしっかり供給できるようにしていきたい」と話した。

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