テーブルマークは、2026年秋季に向け、ホテルビュッフェ向けにプロの代行品質を目指した焼成冷凍パン「グランバタークロワッサン(欧州産発酵バター使用)」や、惣菜向けに背徳感ある味わいの「ごっつ厚いモダン焼き(背脂豚醤油)」などを順次発売する。調理オペレーションの手間を減らし、物価高や人手不足に対応しながら、価格以上の満足が得られるメニューや品質を目指した。
開発テーマは“効率・体験・節約”を満たす業務用冷凍食品。
市場環境について、同社は「物価高や人手不足が常態化する中でも、ユーザーは品位や満足感を下げたくない意向が強い。そのため、節約消費ではなく『納得消費』が重要」との見方を示した。
ホテル・料飲店向けには高品位かつ省人化に応えるベーカリー、手軽に季節感を演出できるデザートなどを提案。デリカ向けには食のトレンドを意識した食べ応えあるスナック、自然解凍もできるマルチオペレーションの焼き鳥などを拡販する。
焼成冷凍パンの「ディライトベーカーズ」シリーズは、素材と製法にこだわった「グランバタークロワッサン(欧州産発酵バター使用)」と「グランブリオッシュ」を発売。前者はフランス老舗乳業メーカー、イズニー社の発酵バターを使用した。後者は低温長時間発酵で奥行きのある味わいを実現。2品ともシティホテルやリゾートホテルでの利用を想定し、プロの代行品質を目指した。提供前にリベイクすれば香りや風味がアップし焼きたて品質に仕上がる。
ホテルはインバウンド需要の伸びが鈍化し、体験型のイベントや季節ビュッフェで集客を図る傾向が強まっている。

「フリーカットケーキ りんごのタルト(タルトタタン風)」は、解凍するだけの簡単オペレーションで完成。カット時に型崩れしにくいことも特徴。盛り付けの工夫で華やかさをアップでき、季節フェアに向く。
「同スパイス香る ストロベリーとクランベリーのケーキ」は、スパイスの奥行きある余韻が楽しめる大人向けのケーキ。いちごフェアとして、冬から春の長期間にかけて使いやすい。
「カット済みロールケーキ ブルーベリー&ブラックココア」は、自然解凍でカット済みのため現場の負担を軽減する。黒と紫のインパクトある見た目でハロウィンのビュッフェに映える。
米価格高騰を背景に、惣菜向けのスナックで1食完結型のお好み焼きが伸長傾向にある。新商品「ごっつ厚いモダン焼き(背脂豚醤油)」は、人気ラーメン店を彷彿とさせる背徳感と中毒性のある味わい。お好み焼き生地に太麺、にんにく、背脂、豚醤油スープ、チャーシューをあわせた。食べ応えある一皿を用意し、デリカ売場に単身層・若年層を呼び込む。

自然解凍にも対応したマルチオペレーションの焼き鳥として「自然解凍 鶏ハラミ炭火焼」と「同 鶏ハツ炭火焼」を投入。ともに希少部位を使用して食感と旨みにこだわり、現場での調理が難しい炭火焼工程の処理済み。自社製鶏油を混ぜ込んで焼き目と香ばしい風味を付与した。オーブン、電子レンジ、油調、自然解凍、冷蔵庫解凍のいずれも対応し、ユーザーの設備環境にあわせられる。
