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キリン、価値を感じられにくくなった緑茶飲料市場へ「生茶」から新提案  「生茶ジャスミン香る緑茶」を期間限定発売

 キリンビバレッジは、緑茶飲料市場に向けた「生茶」からの新提案として「キリン 生茶ジャスミン香る緑茶」を6月30日に期間限定で新発売する。

 5月19日、取材に応じた山中進マーケティング部ブランド担当主務は「緑茶飲料市場がコモデティ化してしまい、物価高の中、店頭価格がなかなか上昇しにくく、お客様に価値を感じていただきにくいカテゴリになっている」と指摘する。

 この流れを変えて魅力化を図るべく、スタンダード緑茶飲料の「生茶」本体を軸足としつつ新提案を行う。

「生茶ジャスミン香る緑茶」
「生茶ジャスミン香る緑茶」

 「生茶ジャスミン香る緑茶」は今年最初の「生茶」からの新提案となる。

 無糖茶に対する期待が多様化する中、特に香りや味わいの良さを感じられる無糖茶飲料が伸長していることを受け、ジャスミンの華やかな香りに着目して、ジャスミンにももの香りを組み合わせて開発された。

 「ジャスミン茶とももの香りという組み合わせで、お客様からの期待感を醸成する」と語る。

 今後も新提案を計画している。

 「緑茶飲料から離れようとしている方に『生茶』や緑茶飲料に入ってきていただけるように、少しでも手に取るきっかけを作っていきたい」と意欲を示す。

 軸足となる定番商品については、「生茶」本体のパッケージと中味、「生茶 ほうじ煎茶」のパッケージをリニューアルして3月10日から発売している。

 リニューアルでは「さわやかなきもちよさ」というお茶の新しい価値提案を強化。「生茶」本体の中味は「生茶」の名前の由来でもある“生茶葉”ならではのさわやかな香りに着目した新製法を採用。パッケージデザインは、さわやかな風を感じるグラデーションを取り入れ、きもちよさを表現した。

 コミュニケーションは3月から鈴木亮平さんと井口夏希さんを継続起用した新CMを放映している。

 キリンビバレッジの無糖茶飲料は、市場規模の大きい緑茶飲料市場に属する「生茶」に加え、トクホ茶飲料の「ヘルシア」を新たな基盤として高単価・高収益カテゴリへの挑戦と位置付けている。

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