大阪屋ショップグループで物流・製造を担うアイディックは、「新たな挑戦と成長の拠点」(平邑秀樹会長)に位置付ける自社の在庫型では初の大型物流センター「射水ディストリビューションセンター」(射水DC)を新設し、5月13日に竣工披露式を執り行った。
最新の自動倉庫システムによる各工程の自動化をはじめ、「全国のSMでも数例」(尾﨑弘明社長)とする「カテゴリー別配送」を取り入れるなど、得意先スーパーの今後の出店や新たなMDに対応し、さらなる成長を目指す。
射水DCは、DC(在庫型)・TC(通過型)複合型常温センター。常温商品の在庫機能と配送機能を併せ持ち、商品仕入れから店舗納品までの最適化に加え、さらにカテゴリー別配送では、売場のゴンドラごとに商品を仕分けすることで、店舗陳列作業の負荷軽減も見据える。
また、自動倉庫システム導入で、入出庫、保管、店舗別仕分けなどの自動化により、45%以上の人時削減を見込む。
初年度取扱高は北陸・東海地区の約90店舗(外販先含む)200億円で、最大能力はその1.5倍の年間約300億円。
DCは加工食品・酒全般の在庫機能、TCは一部の加工食品、菓子全般、雑貨(紙製品は店舗直納)が対象で、6月から段階的に稼働し、7月から本格稼働となる。
尾﨑社長の話
新センターは、グループのサプライチェーン全体のコストダウン、生産性アップ、物流品質向上、プロフィット力強化を目的としている。現在、新インフレ、急激な人口減少、天井の見えないコスト増など、これまで経験したことのない変革の波が起きている。こういった時代だからこそ、将来を見据え、今後もダイナミズムに新陳代謝をスピード感を持って実行し、お客様のため、さらなる構造改革にまい進していく。




