逆光線(コラム)包材価格の高騰が深刻に

包材価格の高騰が深刻に

 よくある話。記者が幼少の頃は石油資源は30年しかもたないと言われていた。その後、新たな油田の発見や採掘技術などの革新により可採年数は延びている。2020年時点であと50年強との見通しだ。

▼中東情勢の悪化が産業界に影響を与えている。ナフサ高騰による包装資材の値上げが深刻だ。軟包材、トレー、容器、ラベルからストレッチフィルム、バンドまで。即日値上げ通告という話も聞く。購入できれば御の字で、調達できない資材も出てきそうだ。「資材の次は物流」という悲鳴も上がる。

▼食品メーカー経営者は「物流面では小売店に納品頻度を減らしてもらうようお願いしている。包装資材はいま調達できるものを検討するしかない」と苦しい胸の内を明かす。通販企業は「物流問題への対応もあり、複数の商品を購入する顧客にはおまとめ配送をお願いしたい。状況次第で包装形態を見直すこともある」と話す。

▼ホルムズ海峡が開放されても、包材価格はしばらく高止まりするという見方が強い。包装のミニマリズム化や適正化の議論が再燃するのだろうか。

カナエ モノマテリアルパッケージ

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