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持ち歩く完全栄養食 スタートアップが狙う空白市場

 「類似商品が少なく競合も多くない。狙っているのは空白のマーケット」。即食型の完全栄養食品「おにもち」を手掛けるスタートアップ企業、vitom(東京都品川区)の林幹晟代表取締役CEO(27)はそう語る。

 「おにもち」は、コメともち麦をベースに計23種の食材を使用し、厚生労働省の栄養基準をクリアした完全栄養食。レトルト加工と独自の成分調整により常温保存での賞味期限が1年あり、パッケージを開けてすぐに食べられて携帯性に優れているのが特徴。

 24年7月にクラウドファンディングの試験販売で好評を得て、25年3月に正式発売。「鶏五目味」「和風ビビンバ味」「カレーリゾット味」の3種(各130g)を展開し、自社ECサイト、アマゾン、楽天市場で26年2月までの1年間に5万個以上を販売した。

 3月13日には少量タイプの新商品「おにもちmini」(85g)を発売した。薄味や軽量なものを求めるニーズに応え、「香るかつお」「梅しらす」など4商品をラインアップ。従来品と同じく製造はOEMで、各2個・計8個入のスタートセットを税込2500円で受注開始した。年内に5万個の販売を目指す。

カナエ モノマテリアルパッケージ

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