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うずら卵の食育授業 よく噛んで食べる大切さ説く 天狗缶詰

 天狗缶詰は全国の小学校1~2年生を対象に、うずら卵の食育授業を展開。よく噛んで食べることの大切さを伝えている。2月25日、大阪営業所が主体となり、兵庫県の長尾小学校で1・2年生を対象に実施した。

 国産のうずら卵水煮などを販売する同社が、全国で食育授業を展開する背景には、24年2月に福岡県の小学校で起こったうずら卵の誤飲窒息事故がある。その後は学校給食でうずら卵を控える動きもあり、同社の給食向け等のうずら卵の生産量は5割ほどまで落ち込んだ。

 ただ、うずら卵は八宝菜など子どもたちの人気メニューで使用され、調理の最後にうずら卵を投入するので、卵アレルギー対応メニューとしても扱いやすいことから栄養士からも好評を得ている。

 そこで同社は、食事の基本である「よく噛んで食べること」を主とした食育授業の全国展開を始動し、うずら卵だけでなく、トマトや白玉だんごなど、「まるくてつるん」とした食べ物は、「前歯と奥歯でしっかり噛みきろう」と伝えている。

 同社が1~2年生を対象とする理由は、歯の生え変わりの時期であること。特に乳歯が抜けている時期はしっかり噛むことが難しくなるため、授業ではクイズも実施し「歯がない時の食べ方」として、「箸で小さく切り分ける」「ゆっくり口に入れて横の歯でしっかり噛む」と伝えた。

 その他、給食時にしっかり噛んで食べる時の注意事項として、①背筋を伸ばして座る②食べ物が小さくなるまでしっかり噛む③口が空の時に静かに話す④落ち着いて座って食べる――を伝え「この4つを守ってしっかり給食を食べて」と訴えた。授業終了後は同社の新キャラクター「うず太郎」が登場し、子どもたちから歓声が上がった。

 同社のうずら卵出荷量は事故前の8割ほどまでに回復してきたが、大阪営業所では、管轄する関西2府4県と香川、徳島を対象に、食育授業を継続させる考えだ。

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