中部地盤の酒食品卸・秋田屋は11月18日、名古屋東急ホテルで「ワイン&リカーフェスティバルVol.19」を開催した。当日はワイン175種、ウイスキーをはじめとするリカー100種が集結。約500人が来場し、様々な酒やステージイベントを楽しんだ。

開会あいさつで秋田屋・浅野弘義社長は、国内人口の減少や若者の飲酒離れ、健康志向の高まりなどから、アルコールを取り巻く環境が大変厳しい状況であると指摘。しかしその一方で、「アルコールのトレンドは量から質へと新しく変化をしている。本日のこのイベントで、これという1本を見つけて、特別な時間を楽しんでいただきたい」とした。
また、コロナ禍等の理由により20年から休止していた「日本のお酒を味わう会」の復活を報告。26年5月に、名古屋マリオットホテルで開催する。
来賓の大村秀章愛知県知事は、「お酒を適度に飲んで楽しくなるのは、人生を豊かにすることと思っている。このイベントで多くの人の輪がつながって、皆さんの人生が豊かになる素晴らしい機会となることを大いに期待します」と呼びかけた。
会場ではメーカーブースのほか、プレミアムワインの有料試飲コーナーや北海道産ワイン&チーズコーナー、日本ホテルバーメンズ協会(HBA)のバーテンダーが「収穫祭」をテーマに考案した創作カクテル(6種)コーナーなどを展開した。ステージではHBAの創作カクテルの実演やフレアカクテルショーなども執り行われた。


