昭和産業とネスレ日本は、持続可能な物流網の構築を目指し、10月から小麦粉とコーヒーを組み合わせたラウンド輸送を開始した。
往路は昭和産業の鹿島工場(茨城県神栖市)から静岡営業所に小麦粉製品を輸送し、復路は近隣のネスレ日本島田工場から千葉県内の関東倉庫にコーヒー製品を輸送するスキーム。双方の空き便を有効活用することで物流の効率化につなげる。週3回の運行で、当該路線におけるトラック使用台数を約50%削減できるという。
両社は今後もラウンド輸送の対象エリア拡大や、より幅広い領域での物流連携を検討し、「持続可能な物流網の構築に貢献する」とした。


