J-オイルミルズは10月1日、東京・八丁堀の複合型プレゼンテーション施設「おいしさデザイン工房」で来春入社予定の新入社員17人の内定式を開催した。
同社では、2019年から内定式に油脂製品を使用した調理実習を導入。企業理念のミッションとして掲げる「おいしさデザイン」を体験してもらうとともに、調理実習を通じて内定者同士のコミュニケーション促進にも役立っているという。
当日は外食や中食、製菓製パン、加工食品メーカーなど多岐にわたる取引先への試作やアプリケーション提案を行う「おいしさデザイン工房」のスタッフや先輩社員のサポートを受けながら、パスタやから揚げ、マヨネーズやタレ、チョコムースなど、同社主力製品である食用油を使用した幅広いメニューを調理した。
春山裕一郎社長は「当社は、人びとの生活に欠かせない油脂を将来にわたり安定的に供給する社会的使命と責任を負っています。地球温暖化をはじめとする環境課題への対応、AIなどの技術発展により、私たちの生活と食に対する要件は大きく変わることが想定されます。残り半年の学生生活、ぜひ見聞を広げて、様々な価値観に出会って欲しい。皆さんの新しい発想と行動に期待しています」とエールを贈った。