腸内フローラ検査会社のサイキンソーはこのほど、更年期世代の女性に向けたサプリメント「マイキンソー エクオールプレミアム」を発売した。
女性ホルモン様成分で更年期世代の健康維持をサポートする素材として知られる「エクオール」と、米ぬかを乳酸菌で発酵させたポリフェノール「HMPA」を日本で初めて配合した。女性特有の心身の不調や体型の変化に1製品で対応することを目指し、商品開発に至った。
同社では20万件以上の腸内フローラ検査データと知見から、更年期世代の不調と肥満傾向の背景に腸内環境の変化が深く関与していると考え、その解決策としてエクオールとHMPAに着目。女性ホルモンであるエストロゲンが分泌されなくなると、血圧、血糖、LDLコレステロールが急上昇するとともに、脂肪がつきやすい体になると報告されており、日本人女性の約半数が腸内でエクオールを産生できずサプリメントの摂取が有効と考えられている。
1日、2粒でエクオールを10㎎、HMPAを23㎎摂取できる。国内のGMP認定工場で製造し、保存料や着色料などを使わずに仕上げた。60粒(30日分)で6980円(単品購入)。
自社のECサイトのほか、アマゾン、楽天市場などで販売する。同社ではHMPAを機能性関与成分とした機能性表示食品としての届出を予定。さらに今後は自社の腸内フローラ検査と連動。ユーザーのエクオール産生能に合わせ、サプリメントの摂取タイミングや食生活のアドバイスを個別に行うなど、パーソナライズドソリューションを強化する。年内をめどに「腸活アプリ」のリリースも予定している。