冷凍「神戸コロッケ」 王道2品でシリーズ拡充 直営店で一番人気の味わい ロック・フィールド

ロック・フィールドは、「神戸コロッケ」ブランドの冷凍シリーズに王道メニュー2品(9月1日発売)をラインアップ。直営店で一番人気の味わいを再現した「シンプルなじゃがいもコロッケ 3個入り」を新発売し、既存品をブラッシュアップする形で「旨みに感動 ビーフコロッケ 3個入り」を投入。「冷凍シリーズの大黒柱に育てたい」(同社)との意気込みだ。

8月22日に都内で発表会を開催。冷凍食品推進室の田中直正室長は「当社は今期から3か年の中期経営計画で冷凍食品の拡大継続を掲げている。『RFFF(ルフフフ)』と『神戸コロッケ』のブランディングを推進し、スーパーなどの外販(現在約350店舗)とECの両方で伸ばしていく。冷食部門の売上目標は今期8億円、中計の最終年度12億円以上」などと話した。

今期の第1四半期(5~7月)実績はECを中心に前年比15%増で推移。

冷凍でも変わらぬおいしさ
冷凍でも変わらぬおいしさ

「神戸コロッケ」ブランドは1989年誕生。「安心・安全で本当においしいコロッケを食卓に届けたい」との想いを込め、素材本来のおいしさを引き出すべく手間ひまかけて製造している。

新商品の「神戸コロッケ シンプルなじゃがいもコロッケ 3個入り」は直営店で1番人気の味わい。冷凍でも店と変わらない品質を再現するため、試行錯誤を繰り返してサクッとホクホクしたおいしさを実現した。195g、税込497円。

「同 旨みに感動 ビーフコロッケ 3個入り」は国産牛を使用。従来品に比べ牛肉の配合比率を11%から17%(約1.5倍)に増やし、食べ応えをアップさせた。「原材料高の中で商品を一から見直し、おいしさに磨きをかけた」(田中室長)。180g、税込594円。

2品とも調理方法は電子レンジとトースター、もしくは電子レンジのみ。

今秋以降、公式キャラクターの「にゃお吉」=写真中央=が「冷凍にゃんバサダー」に就任した。店頭の冷凍ケースなどで新商品の発売をアピールする。

一方、「神戸コロッケ」の冷凍シリーズでギフトを10月中旬から発売。「王道の味わい!コロッケ・カツ詰め合わせ」で9個入り(税込4320円)・12個入り(同5400円)の2種類。同社の調査で「神戸コロッケ」は手土産やギフトのニーズも見込まれたことから開発した。かわいらしい招き猫の公式キャラクターをあしらったパッケージと化粧箱もポイント。1個ずつ電子レンジで温めるだけで便利に食べられる。