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全漬連中園会長暑中あいさつ 課題山積の業界、会長として一層の尽力を

全日本漬物協同組合連合会の中園雅治会長が、業界紙各紙に向けて暑中あいさつを寄稿した。酷暑や原料難のなか、若年層の漬物離れや「高塩イメージ」の払拭といった長年の課題に改めて向き合い、SNSやキャラクター活用を含む発信強化、委員会体制の見直しなど、今期の取り組み方針を示している。

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暑中お見舞い申し上げます。

平素より漬物振興議員連盟の議員各位、関係諸官庁、並びに組合会員、関係各位におかれましては格別なる御厚情を賜り厚く御礼申し上げます。

本年5月の通常総会におきまして、会長に再任されました。業界の課題山積ですが、解決に向けて微力を尽くしますので、ご指導、ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。

今年は6月に西日本が梅雨明け、以後酷暑が続いております。これも異常気象の一例でしょうか。漬物業界においても、原料野菜の生育不良からくる収量不足や原料価格の高騰など様々な問題に直面してきており、原料調達への対策や製品値上げが急務であります。

全漬連では、SNSを活用した情報発信を行うこととし、今年の1月より、全漬連公式Xを立ち上げ、一般の方々に向けた情報発信の場として運営しています。

漬物にまつわる機能性のことや、季節的な行事、ミニ知識等々を掲載し、毎週間毎に掲載内容を更新しています。また女性や若者にも親しみやすい新キャラクターも決まったので、以下の重点課題解決にも活用していきます。

1つは漬物文化の継承です。20代の若者で漬物を食している人の割合が20%に過ぎないという危機的な統計数字が出ています。このままでは漬物文化が無くなりかねません。その原因を探り今後食べてもらうための対策など取る必要があります。

2つ目は消費拡大です。人口減に伴い自然と消費量は減少します。漬物料理の普及を図る事で消費拡大を目指します。

3つ目は「漬物は高塩度食品」という誤認識を払拭し、低塩化され、効能的にも多くの良い点があることを、医療界、マスコミほか一般の方にまで広く認識してもらう必要があります。

評議委員会や理事会などで指摘のあった点も踏まえて今期は6委員会構成とし、副会長一人が1委員会を担当し迅速な対応、実行ができるよう体制の見直しも行いました。前期まだアプローチができていない点もあったので何とかこれら難しい課題にも取り組んでいきます。

今夏も猛暑が続くとのこと、この異常気象が今後、原料生産や消費動向の面にどのような影響を及ぼすのか大変気になるところです。

 最後となりますが、会員企業の皆様におかれましては、一層のご繁栄をご祈念申し上げ、暑中の挨拶とさせていただきます。

全日本漬物協同組合連合会
会長 中園雅治((株)中園久太郎商店社長)

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