AWグループ 4つのイノベーション施設

AWは、万博を経た今後の展望として、「万博のレガシーを4つの施設に引き継ぎ、イノベーションを加速させる」。

4つの施設は、AWグループの新しい価値を創造する場としており、2019年に開館した神戸市の「国際くらしの医療館・神戸」、23年9月に大阪府摂津市に開業した「エア・ウォーター健都」、24年12月に北海道札幌市に開業した「エア・ウォーターの森」で、人々の健やかなくらしやその実現のための新たな製品やサービス開発、地域課題と新事業創出などのオープンイノベーション施設として稼働している。

また、25年夏に長野県松本市に開業予定の「地球の恵みファーム・松本」は、バイオマスガス化発電、メタン発酵、スマート陸上養殖プラント、スマート農業ハウスの4施設からなり、地産地消エネルギーによるカーボンニュートラルな循環型社会モデルの開発施設となる。

(本紙 4月11日掲載分)