飲料系飲料競合品が増加しても好調を維...

競合品が増加しても好調を維持するポッカサッポロ「北海道コーン茶」の次なる一手は?

 ポッカサッポロフード&ビバレッジは、コーン茶飲料カテゴリで競合品が増える中でも好調を維持している「北海道コーン茶」で、さらなる価値浸透を図るべく、SNSを活用したキャンペーンなどを展開している。

 5月19日、取材に応じた高井朋子マーケティング本部ブランドマネジメント部マネージャーは「今年も引き続き“お茶として甘さと香ばしさのバランスが良くて飲みやすい”という特徴やコーン茶がどのような飲み物であるかを伝えていく。特に“こういう時に飲んだらいい”といった飲用シーンを提案していく」と力を込める。

 この考えのもと、既に「母の日」に向けてSNSキャンペーンなど店頭露出を実行した。

 「お客様から“甘香ばしくてホッと癒される”というお声を多く頂戴していることから、このような価値がお母さんへの感謝や労いの気持ちにつながるのではないかと考え、チャレンジしてみたところ、SNSキャンペーンではたくさんのご応募をいただいた」と振り返る。

「1L 業務用北海道コーン茶」
「1L 業務用北海道コーン茶」

 シーン提案の主軸は焼肉に定める。

 「外食店への導入も拡大しており、中でも焼肉店で好評を博していることから“焼肉のお供に『北海道コーン茶』”というころまで想起していただけるようにコミュニケーションしていく」と語る。

 原材料のとうもろこしの産地である北海道にも着目して、スーパー・量販店などで実施される北海道フェアなどの企画にも積極的に参加して露出を高めていく。

 メインユーザーの20‐30代女性には、健康・美容のよいイメージも抱かれていることからドラッグストアの開拓も検討する。

 コミュニケーションは板垣李光人さんを継続起用して4月下旬から5月初旬にかけてエリアを拡大してTVCMを集中投下した。

 「昨年は首都圏と近畿で放映した。今年はエリアを拡大して、首都圏と近畿に、名古屋地区を加えて全国に『北海道コーン茶』の浸透を図った。引き続き、SNSキャンペーンやコミュニケーションを実施していく」と意欲をのぞかせる。

カナエ モノマテリアルパッケージ

関連記事

インタビュー特集

ごま・きな粉の真誠 冨田博之社長 新領域への挑戦果敢に 「おつまみ」で新たな売場開拓

ごま・きな粉の真誠(愛知県北名古屋市)の25年12月期連結売上高は104億6100万円となった。前年をやや割り込んだものの、価格改定や相場変動で一部原料ごまの価格が軟化したことなどから粗利が改善、営業増益とした。

生産現場が潤う農業を 安定供給と安定価格実現 アムハイドロ・パシフィック ポール・マイルズ社長

気候変動や耕作地の減少、後継者不足など農業が抱える課題は多い。農作物を扱う流通・小売業にとっても、天候に左右されやすい不安定な供給量とそれに合わせた価格の変動など、問題点はいくつも挙げられる。

“お米の新たな発酵食品” 代替肉CoMeat®需要創出に挑む 跡部季子取締役

プロテインクライシスが叫ばれる昨今、キノコなど糸状菌から作られる代替肉(マイコプロテイン)が注目を集めている。2021年設立のアグロルーデンス(佐賀清崇社長)は、お米と麹で作った新たな発酵食品CoMeat®を展開。

Mizkan フルーティス刷新(後編) 「新・果実体験」を提供 リフレッシュしたい時に

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。家庭用では業務用で人気の「シャインマスカット」「あまおう」「白桃」を、家庭用・業務用の双方で「ざくろ」を新発売した。

Mizkanフルーティス刷新(前編) 果実のおいしさが主役の新製法 マーケティング本部 田中菜々美氏に聞く

Mizkan(以下ミツカン)は今春、食酢飲料「フルーティス」ブランドをリニューアルした。