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森永乳業 乳製品をグローバルに発信 訪日客向け企画で嗜好調査

森永乳業は、訪日外国人客向けにアイスや飲料、乳製品の提案を強化している。店頭施策やイベントを通して国ごとに有効な訴求方法を分析し、グローバルでの認知向上と販売強化につなげる考え。

3月10~14日まで、浅草六区通りで訪日外国人向けの体験型イベントを開催した。「ピノ」「パルム」「マウントレーニア」「北海道プレミアム 美瑛牛乳」の各ブースでは試食体験のほか、搾乳模擬体験、フォトスポット、フレーバー投票などを充実させた。

林正義営業本部マーケティングコミュニケーション部長は「初のインバウンド向けイベントで、ブースはすべて外国語表記にした。広く海外の方に体験してもらい、気軽にどこでも購入できることを伝えたい」と意欲。現地の情報に触れることで国ごとに適した訴求方法を分析し、同社乳製品の認知拡大と訪日した際の購入につなげる狙いも説明した。

インバウンドを意識した売場(ドン・キホーテ浅草店)
インバウンドを意識した売場(ドン・キホーテ浅草店)

当日は各ブースで体験企画を行った。「パルム」は、試食後に食感を各国の言葉で翻訳しコメントしてもらう企画も実施。「ピノ」は1箱6粒入りで箱をぺりぺりと開けてピックで刺して食べる体験が海外では珍しいことから、喫食体験とフォトブースで独自の楽しさを伝えた。

「マウントレーニア」は、飲み比べと投票企画を実施。「ベトナムとタイが甘いコーヒーを好むのに対して日本や香港はすっきりとした味わいが好まれるなど、コーヒーの嗜好は国ごとに異なる」とし、投票結果も海外展開のヒントにする。

インバウンドを意識した売場づくりも手応えを得ている。ドン・キホーテ浅草店と渋谷本店では、通常の展開とは異なるエンド売場にアイスやチルド飲料を展開。サイネージや外国語表記のPOPで訴求した結果、設置前と比較して「ピノ」は10倍以上、全体でも5倍程度伸長した。

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